Hundehütte 環境コーナー1








Umgebung (Environment)

環境についてのコ-ナ-です。










犬にとって危険な植物

犬が草花を食べることありませんか!?
毒性のある植物はたくさんあります。他の犬猫などの糞尿がかかっているかもしれませんし、除草剤などがまかれている可能性もあります。
お散歩中、道端の草花は食べないように注意してあげましょう。もちろん、拾い食いなども危険です。道端にはタバコの吸い殻もよく落ちています。
《 犬の習性 》
犬や猫は体をなめる習性があり、毛や汚物を飲み込み胸やけや胃腸障害をおこします。
このため、本能的に草を食べて胃を刺激させて飲み込んだ毛や毒気を一緒に吐き出して胃の健康を守ろうとします。
《 危険な身近な草花 》
中毒をおこす植物があるということは知っていたとしても、ちょっとぐらい大丈夫だろう…
なんて、のんきな事を思っている人が大部分だと思います。でも、そんな素人判断はとても危険です。
調べてみると、えー!ほとんどダメなの?ってぐらいの驚くほどの植物が危険…!
そのうち、身近で有名な植物を一部あげてみます。こんな身近な植物が中毒をおこすのです。
☆     とくに危険とされる植物(参考:ASCPA)
● ユリ
少量でも毒性が高い。腎臓への重大な影響をもたらす。
● 大麻
中枢神経系の失調、おう吐、下痢、心拍増加、発作、昏睡
● サゴヤシ
全てにおいて毒性があり、とくに種子の毒性が高く1~2つでも危険。おう吐、下痢、発作、肝不全
● チューリップ・スイセンの球根
とくに球根の部分の毒性が高い。胃腸の炎症、よだれ、食欲不振、けいれん、心臓異常
● ツツジ/シャクナゲ
おう吐、下痢、よだれ、脱力、うつ、昏睡ののち死に至ることも。
● キョウチクトウ
全てにおいて毒性があり、特に心臓への重大な影響をもたらす。消化管の炎症、低体温、死に至ることも。
● トウゴマの実
重度の腹痛、嘔吐、下痢、過度の口渇、脱力感や食欲不振。脱水、筋肉のけいれん、震え、痙攣、昏睡ののち死に至ることも。
● シクラメン
とくに根の部分の毒性が高い。激しいおう吐、胃腸炎。死亡のケースも報告されています

● カランコエ
胃腸の炎症、心臓・心拍への重大な影響をもたらす。
● イチイ
中枢神経に重大な影響をもたらす。震え、失調、呼吸困難、胃腸の炎症。心不全をおこし死亡のケースも。
● アマリリス
とくに種の部分の毒性が高い。おう吐、腹痛、下痢、うつ、食欲不振。
● イヌサフラン
吐血、おう吐、下痢、ショック症状、多臓器障害。
● 菊
おう吐、下痢、胃腸障害
● イングリッシュアイビー
おう吐、腹痛、下痢
● ポトス
口・胃腸障害
● 平和ユリ
過剰なよだれ、おう吐、嚥下困難、口唇の炎症
● シェフレラ(カポック)
過剰なよだれ、口唇の炎症
☆     その他気をつけたい植物
● 庭などによく植えられている植物
アジサイ・アサガオ・オシロイバナ・キキョウ・菊・クレマチス・クロッカス、サクラ・ジンチョウゲ・スイトピー・スズラン・チョウセンアサガオ・ニチニチソウ・ヒアシンス・フジ・マリーゴールド・ラナンキュラス・リンドウなど
● 室内に多い観葉植物・ハーブなど
アロエ・ウバ玉(サボテン)クモン・クワズイモ・月桂樹・サフラン・ジャスミン・ディフェンバキア・バジル・ポインセチアなど
● 道端・畑に生えているもの
アスパラガス・アブラナ・アセビ・エノキグサ・サトイモ・セリ・タバコ・トリカブト・ナス科の植物・萩・ヒガンバナ・ヤドリギ・ワラビなど
これでも一部です。興味のある方は調べてみてください。おどろきます。
有害な部分(花・茎・根など)も植物によってそれぞれ違いますし、個体差もあるためどれだけ摂取すると有毒となるかはっきりしないので注意が必要です。
また中毒症状も、万が一中毒をおこしてしまったときの対処方法も違います。
植物には別名も多いですし、全部覚えるなんて無理な話なんでとにかく植物を口にさせないよう注意、注意、注意!これが安全・予防策です。
そして、室内の観葉植物は愛犬の届かないところへ移動、外のガーデニングは、愛犬が口にしやすそうな場所には危険な植物は置かない。
そういった、環境づくりと心づかいが愛犬を守るんだと思います。

犬とタバコの副流煙

愛犬の鼻や目などのトラブルが起きやすかったりしませんか?咳が出やすかったりしていませんか?
タバコの副流煙によるものかもしれないと考えてみた事がありますか?
喫煙者にとっては耳の痛い話ですが、タバコの副流煙は人だけでなく一緒に暮らす犬などのペットの健康にも大きな影響を与えるのです。
またタバコの吸い殻は誤飲事故も多いので、喫煙者の生活環境だけでなく、お散歩中道端に落ちている吸い殻を食べないように気をつけてあげましょう。
《 副流煙の影響 》
副流煙は、人も同じことが言えますが愛犬にも大きな影響をおよぼします。
飼い主が喫煙者の場合、犬の発ガン率は約 1.6倍になるそうです。
咳が出る、鼻のまわりが腫れる、くしゃみなどのかるい症状から、喘息、気管支炎、 副鼻腔ガンや肺ガンなどの重い疾患まで発生する原因となっています。

コリー、ダックスのような鼻先が長い長頭犬種では、鼻が化学物質のフィルターの役割をするため、副鼻腔ガンになる率が高く、パグ、ブルドッグなどの鼻がみじかい短頭犬種では、肺に直接副流煙が入ってくるため 、肺ガンになる率が高いそうです。

栄養学的にみても、人も同じことが言えますが、喫煙や副流煙を吸うことによりビタミンCやビタミンEをムダに消費してしまうため、老化を早めるということにつながっています。
《 タバコの誤飲と中毒 》
犬のタバコ中毒は、愛犬がタバコを誤飲することでおこります。
犬がタバコを吸うことはあり得ませんが、吸うよりも食べてしまった場合のほうが、タバコに含まれるニコチンがすべて体内に吸収されるので危険です。
とくに子犬は好奇心旺盛で、なんでも口に入れて認識しようとするので要注意です。
また、灰皿等のタバコのニコチンが溶け出した水を飲んだ場合は、より吸収がはやいため、重い症状がでる可能性があります。

■犬のニコチン中毒量
個体差がありますが、20~100㎎(約11㎎/kg)です。
例:4.5㎏の犬ならタバコ2~4本
タバコのニコチン含有量は、メーカーや銘柄によって違いがありますが、
通常1本のタバコには0.1~30㎎のニコチンが含まれています。
■中毒症状
興奮・ふるえ・けいれん・おう吐・下痢・幻覚などの症状がみられます。

■対処・応急処置
飲み込んですぐなら、吐き出させることが有効です。
落ち着いて、まず動物病院へ連絡をとりましょう。

タバコは嗜好品なので、個人的に良し悪しの判断をすることは正直むずかしいところです。
しかし、こういった影響もあるということをよく考えてほしい。
空気清浄機を使用したり、換気扇のしたで吸う…などといったちょっとした心がけでも随分違います。
周りの人だけでなく愛犬のためにできることがあるはずです。
愛犬に安全ゲートを
ドアや戸を開けた瞬間、飛び出していってしまいアセってしまったことはありませんか?
食物や危険なものが置いてあるお部屋やキッチンなど、愛犬に入って欲しくない場所がないですか?

キッチンはおいしい香りがしてくる場所だから、犬も大好きな場所。でも、清潔に保ちたい場所で、毛が舞うのは避けたいですし、包丁や熱いお鍋などを取り扱う場所は愛犬にとっても危険がいっぱいです。

階段の上り下りも危険!とくに下りは2本足の人間とは違って、4本足の愛犬にはバランスを崩しやすく危険です。
4本足になったつもりで降りる想像をしてみてください。
《 ゲートを選ぶポイント 》
ゲートには、必要なときに置くだけという簡単なタイプとしっかり固定してしまうタイプ、高さのあるハイタイプ、またげる高さのロータイプなどがあります。
ペット用、ベビー用、兼用のものがあります。
ひとつ気をつけてほしいことは、子犬や体の小さいわんこはゲートのタイプによってはすき間からすりぬけてしまう可能性があるということを頭にいれて選んでほしいと思います。

犬の散歩とマナー

お天気の良い日は、すこし足をのばして広い公園へお散歩に行きます。
しかし、広い芝生の公園などで愛犬とお散歩できる場所はとっても少ないです。
放置うんちが原因ではないのでしょうか。
みんなが楽しめるはずの公園は一部のマナーを守れない飼い主さんによって、どんどん不衛生・悪印象を植えつけることにになり、やがてわんこのお散歩が禁止になってしまう…飼い主としてのマナーしっかり守ってほしいと思います。。

また、毎日のお散歩はもちろん、人がたくさん集まる場所ではとくに、ノーリードでのお散歩は考え物です。
どれだけ愛犬が人や他の犬に友好的であってもです。どれだけしつけに自信があってもです。
犬の大きい小さいも関係ありません。

犬が苦手な人もいることを忘れてはいけません。

犬が好きな人であっても、突然前から大きな犬がノーリードで現れたら全く恐怖を感じない人はすくないです。
小さい子供が力加減もわからず、あなたの愛犬にいきなり無茶なことをしないとも限りません。
そして、びっくりして反射的に傷つけてしまうかもしれません。

この子は吠えないから、噛まないからなんて過信は禁物です。
トラブルが起こってからでは遅いのです。
トラブルをおこしたあなたの大切な愛犬はどうなりますか?

犬を自由に放して散歩ができるドッグランや、ロングリードをうまく活用しましょう。
《 最低限のマナー!愛犬のウンチは持ち帰りましょう 》
犬を含めペットを飼っている人が増えてきたことは、ペットや犬好きの人たちが増えてきたということ。
とても嬉しいことですが、ただ可愛いだけ癒される目的だけで、安易に飼いしつけやマナーも守れない人たちがいるということが残念です。
この先、放置うんちがなくならないと愛犬がのびのびお散歩できる場所が減っていくのではないかと心配しています。
そんな悲しい環境にならないように、必ず愛犬のうんちは持ち帰りましょうね。
うんちを持ち帰る際に気になるニオイをシャットアウトしてくれる機能的なマナーバッグや、うんちが入ってると思えないおしゃれなマナーバッグが市販されています。

私は必ず余分にうんち袋を持ち歩いて、うんち放置していく飼い主さんを見つけたら「どうぞ」と差し出そうと心がけています。現行犯は見逃さない!愛犬家のみなさんも、「どうぞ」運動はじめませんか?
《 重曹を利用しよう 》
重曹は環境にもやさしく消臭効果があり悪臭になるのを防いでくれるすぐれものです。
車庫内などのコンクリートにそそうしてしまったりすると、なかなかニオイがとれずそそうを繰り返してしまったりします。
このようなときには ペットシーツと重曹を。ペットシーツはオシッコを吸いとるのに使います。
尿をすいとった後はその上に重曹をたっぷり振りかけ一晩ほど放置します。
その後ほうきで掃きとります。
もちろん、室内でのそそうにもおすすめです。
愛犬が舐める心配のある時や場所に使用する時は、重曹は食用か医療用のものを使用して下さい。

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