Hundehütte 病気コーナー1









Krankheit (Illness)

病気についてのコーナーです 2










犬の口臭と歯周病

愛犬の口がなんだか臭いと感じたことはありませんか?
ひょっとしてそれは、なにかの病気のシグナルなのかもしれません。
健康な犬は口臭がしないんです。愛犬の口は臭くないですか?
しきりに鼻面をこすったり、前足で口のまわりをかくようなことはありませんか
愛犬の口の中を見たことがありますか?
歯の色が黄色っぽくないですか?歯茎は腫れていませんか?
《 犬は虫歯より歯周病になりやすい 》
犬の口腔内の病気でもっとも発生率の高いのが歯周病。
虫歯にはなりにくく、歯周病にはなりやすいようで、3歳以上の80%以上が歯周病にかかっているらしいです。また高齢化やストレスが原因となってますます増えているようです。

歯周病になると、まず歯ぐきが腫れて「歯肉炎」になり、ほうっておくと歯がグラつき「歯周炎」へと進行します。
症状は、歯ぐきからの出血・膿がたまる・歯が抜ける・歯をささえている骨が折れたり穴があく…。
これだけでは終わりません。
最終的には細菌が血液に入って全身にまわり、さまざまな臓器の機能障害をひきおこします。
歯周病がひどい犬は、心臓疾患を併発していることが多く、関連性が指摘されています。
他にも胃腸が弱っていたり、腸管に炎症や潰瘍があることによって、口臭があるのかもしれません。
また、腎臓疾患や糖尿病などの原因の可能性もあります。
愛犬の口があきらかに臭いときには、病院で一度相談してみてください。
適切な予防・治療のため、飼い主である私達はつねに愛犬の健康状態に気をくばり、危険シグナルをキャッチして異常にできるだけ早く気づいてあげたいですね。
《 その他の口腔内疾患 》
● 口内炎
人と同じように、体の抵抗力などが落ちる事などで起こる、口の粘膜の炎症。
症状:強い口臭、多量のよだれ、口の中の発赤
予防:日頃から口の中を清潔に保つこと、定期的なはみがき
● 口腔内腫瘍
口腔内に良性、または悪性の腫瘍が発生する。死亡率が高い危険な病気。
症状:口臭、大量のよだれ、口からの出血
予防:とくになし。早期発見、治療で完治可能。しかし確率は低い。
● 皮下腫瘍
歯周病や折れた歯を放置していると発症する病気。
症状:口臭、あごに穴が開く、皮膚の下が腫れる
予防:定期的な歯みがき、口の中に折れた歯を見つけたら放置せずにすぐに動物病院で処置してもらう
● 口腔内異物
犬の歯のすきまに異物がはさまることで、炎症をおこす。
動物の骨の破片、プラスチック製のおもちゃの破片などがはさまるケースが多い。
症状:口臭、はさまった異物が腐ることでおこる悪臭
予防:犬に壊れやすいおもちゃや骨などを与えない、犬の行動をしっかり観察・管理する
● 歯の破折
硬いものを噛む事で、犬の歯が折れること。ひづめや、硬いおもちゃなどが原因になることも。
症状:口臭、折れた歯の歯髄に細菌が侵入して膿がたまる、フードが食べにくくなる
予防:犬に硬いものを噛ませないこと、犬の先のとがった歯は物を切り裂くのにはむいているが、
硬いものを噛むと折れやすいということを知っておきましょう。
<口臭はこんな病気の危険性もあります。>
● 腎臓疾患
腎機能障害や糖尿病で口腔内に炎症や潰瘍を併発し、口臭になることも。
● 消化器疾患*
胃腸疾患により体内に発生した水素ガスや二酸化炭素ガスが原因で口臭になることも

犬の感染症症状と感染経路

感染症とは、細菌やウイルスが体内に入ることによって引きおこされるもので、犬の感染症のなかには、命にかかわる危険なものも少なくありません。
感染症によって、症状も感染経路もさまざまで、他の感染症との混合感染や二次感染を起こし重症になることもあります。
また、その中には人にも伝染する人畜共通伝染症もあります。
定期的なワクチン接種をして、予防できる病気は予防しておきましょう。
《 おもな感染経路 》
感染経路には3つあります。
■直接感染
じゃれあったり、けんかしたりなど、感染犬と直接ふれることで病原菌がうつります。
■間接感染
感染犬が使った食器やシーツなど、他の犬がふれることでうつります。
■感染犬の糞尿などから感染
散歩時などに、感染犬が排泄した糞尿などを、他の犬が嗅いだりしたときにうつります。
《 ワクチン接種で予防できる病気 》
● 犬ジステンパー
犬ジステンパーウイルスの空気感染により発病し、とてもうつりやすく致死率が高い犬の代表的な病気。子犬に発症することがとても多い。感染すると発熱し、食欲もなくなり、膿性の目ヤニや鼻汁がでます。(初期)
体の免疫をつかさどる白血球が破壊されて、免疫力が低下して呼吸器系や消化器系に広がり、激しいせきや下痢をおこし脱水症状がおきます。神経や脳がおかされたりして、腰がたたなくなるなどのひどい麻痺やけいれん発作などをおこし、通常、感染後1ヶ月半ほどで衰弱して死亡することが多くあります。
● 犬コロナウイルス病
犬コロナウイルスによる伝染病で犬コロナウイルス性腸炎のことで、感染すると小腸でウイルスが増殖して腸炎をおこします。パルボウイルスと混合感染することが多く、重症化して死亡するリスクが高い病気です。
犬コロナウイルスに感染した犬の便や尿、おう吐物などに接触することで感染します。症状は元気がない、食欲がおちる、下痢、おう吐など。軽い胃腸炎の症状のあと多くは回復しますが、重症化すると下痢は軟便から水様便、さらに血便へと移行していきます。子犬はおう吐と水様性下痢をひきおこします。幼犬は重症化しやすく急激に衰弱し、死亡のリスクもあります。
● 犬伝染性肝炎(アデノウイルス1型感染症)
犬アデノウイルス1型の感染により発症します。(犬アデノウイルスには1型と2型の2種類があります。)
とくに幼齢期に発症し、突然死の原因となるこわい病気です。(かかって一晩で死亡する場合があります。)
感染犬のくしゃみの飛沫を吸いこんだり、感染犬の鼻水や目やにや唾液、排泄物などに直接ふれたり、においを嗅いだりして吸い込むことで感染します。感染すると発熱、元気がなくなる、食欲がなくなる、腹痛、下痢、嘔吐、扁桃腺が腫れたり、目の角膜が白くにごったりするなどの症状が現れます。
● 犬伝染性咽頭気管支炎(アデノウイルス2型感染症)
犬アデノウイルス2型の感染により発症します。(犬アデノウイルスには1型と2型の2種類があります。)
この病気単独では死亡率は高くありませんが、他のウイルスとの合併症をおこすことで、症状がおもくなり死亡率も高くなる、咳をおもな症状とする呼吸器系の伝染病です。感染犬の排泄物に直接ふれたり、においを嗅いだりして吸い込むことで経口・経鼻感染します。感染すると咳、くしゃみ、鼻水など気管支炎の症状が見られ、ひどくなると肺炎をひきおこす。
● 犬パルボウイルス感染症
非常に感染力がつよく、死亡率の高いこわい病気です。
子犬が突然死する「心筋型」と、下痢や血便、おう吐をくりかえす「腸炎型」があります。
チリやほこりに混じって長期間生存する、たいへん抵抗力の強いウイルスで、感染犬の排泄物に直接ふれたり、においを嗅いだりして吸い込むことで経口・経鼻感染します。ウイルスの抵抗力がひじょうに強く、汚染された土壌などに感染力をもったまま1年以上も生息するといわれています。
感染すると、「腸炎型」は激しいおう吐と下痢で、重症になると悪臭のともなう血便で脱水症状をおこし、ショック状態になることも。「心筋型」はとつぜん症状がでて、悲鳴をあげたりして短時間で呼吸困難をおこし、死亡します。
発見がはやく適切な処置ができれば一週間ほどで回復にむかうこともあるが、完治するまでには1ヶ月ほどかかります。
● 犬パラインフルエンザ感染症
この病気単独ではそれほど死亡率は高くありませんが、他のウイルスや細菌などの病原体と混合感染することで症状が重くなる病気です。「ケンネルコフ」とよばれるのがこの病気で、とくに子犬にかかる代表的な呼吸器系の病気です。子犬が集団で飼われている場合、他のいろいろな病原体と混合して発症することが多く、非常につよい感染力があります。パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスや細菌に感染した犬のくしゃみの飛沫をすいこんだりすることで経口・経鼻感染します。
カッカッと短いかわいた咳をします。激しい咳、鼻水などの呼吸器症状(風邪の症状)で、症状がおさまったように見えても、また現れるのが特徴で寒い時期に多い。
● 犬レプストピラ病
レプストピラ菌が原因の伝染病で、ネズミが媒介します。また人畜共通伝染病のひとつで人にうつる可能性があります。レプストピラ菌に汚染された尿が排泄された川水、下水などの環境で、なめたり水をのんだりすることで経口感染、直接ふれたりすることにより経皮感染します。
症状には2つのタイプがあります。出血黄疸型は黄疸、おう吐、発熱、歯茎からの出血など。カニコーラ型は下痢、おう吐、発熱、脱水症状など。どちらのタイプとも、症状がすすむと尿毒症になり、数日で死亡することがあります。万一、愛犬がかかってしまったら、食器などの消毒をしたり、糞便に直接さわらないように手袋を着用して処理するなど注意が必要です。

ドッグホリスティックケアとは

ホリスティック(Holistic)とは「全体的」「つながり」「バランス」などの意味を持ち、ホリスティックケアとは犬や猫が本来持っている自然治癒力を高め、病気にかからない身体に導くケアのことです。
具体的には栄養の管理・メンタルケア・身の回りを清潔に保つなどの世話を、全体的な視点から日々の生活の中で実践する事です。
犬や猫も私達人間同様、生活習慣病やストレスから来る体調不良などが増えています。
これらの症状は西洋獣医学による治療だけで抑えるには限界があり、自然療法やホリスティック医療による治療、そしてそれ以前の毎日の生活の中でのホリスティックケアに注目が集まっています。
大切な家族・かけがえのない大切なパートナーだからこそ、心も身体も健康であってほしい
現状ストレスを抱えている犬は多いようです。ずっと長生きしてほしい。一緒にいたい。
愛犬のためにしてあげたいって思う気持ち、素敵です。でも、何がしてあげられるか・何をしてあげればいいのか。
愛犬の無償の愛を受けとめるばかりではなく、愛犬のために何かしてあげたい。
ドッグホリスティックケアの3大要素
1. 安全で栄養バランスの取れた食事
食事は人間とおなじで元気の源、健康でいるため生きるために必要なものです。
食事からとった栄養が、愛犬の体をつくり保っています。
しかし、一般的なドッグフードをはじめとするペットフードは、残念ながら原材料や添加物の表示義務や罰則がないため、粗悪なものもとても多いのです。愛犬は、飼い主のあたえる食べ物はなんでも食べてしまいます。いま愛犬に与えているフードやおやつなど、本当に安心できるものですか?
私たち飼い主は、それをよく見極めなければならないと思います。
そうした中、いま愛犬のための手作りごはんに注目が集まっています。
手作りごはんは、新鮮な食材をすべて自分で選ぶ事ができるし、愛犬の体調や・年齢・アレルギーの有り無しにあわせた食事が作れる上食材の組み合わせも自由に変えることができるので、愛犬もいつも同じ味で飽きてしまうということも少ないなどメリットがたくさんあります。「手間・時間がかかる」「栄養バランスを考える必要性がある」など、飼い主さんに負担がかかるのも事実です。しかし、愛犬のために毎日の食事を見直してみませんか。
心のケア(ストレスを癒す)
普段、私たちは愛犬に癒しをたくさんもらっています。
しかし、「お留守番がニガテ」「怖がり」「分離不安」など愛犬にもいろいろなストレスがあります。
少しでも、このストレスやストレスからくる問題行動がおさまれば、愛犬だけでなく飼い主さんにとってもとてもうれしいはずです。そういった心のケアに有効とされているアロマテラピーやバッチフラワーレメデイ、マッサージやTタッチがあります。
o アロマテラピー は、
人間の癒しとしても話題になっているとってもポピュラーなものです。
ニオイに敏感な愛犬も、この“香り”のもつ癒しは有効です。まずは愛犬が好きな香りを見つけることから。精油はブレンドされたものでない100%ピュアなものを選びましょう。また禁忌があるので注意が必要です。
o バッチフラワーレメディ は、
感情や精神のバランスを取り戻すための癒しのエッセンスのことです。
薬物ではない、花のもつ不思議な力が生み出したレメディは体に優しくて安全、副作用もありません。
愛犬のストレスや問題行動にこのフラワーエッセンスを普段の食事や飲み水に加えるだけなのでとても簡単。人間だけでなく、動物、犬、犬の年齢に関係なく安心して使用できます。
o マッサージやTタッチは、
直接愛犬に触れることで、皮膚や外見の状態を確認することのできる大切なケアです。
病気やケガの早期発見につながりますし、ストレスや問題行動にも働きかけ、なにより愛犬との信頼感が深まります。
2. グルーミング(身体のお手入れ全般)
グルーミングはマッサージ同様、パートナーの健康確認にはとても重要なケアです。
爪きり、足裏のお手入れ、耳掃除、シャンプーやブラッシングなど日々全て欠かせないケアです。
o 爪は、おさんぽなどの運動が比較的少ない室内犬は伸びやすく、ほうっておくと爪が変形したり、爪が肉球に食いこんでしまったりすることがあります。
o 足裏(パット)は、夏は熱いアスファルト、冬は冷たい雪や氷などの過酷な環境に人間でいうと裸足でいるのとおなじなのです。そして水分を失ってしまったパットは、フローリングなどの環境ではすべる原因となり腰や関節を痛めてしまうことになったりします。専用のワックスを塗ってあげたり足裏の毛も定期的にカットしましょう。
o 耳掃除は、たれ耳わんこは特に蒸れやすくジクジクしたり臭ったり、
黒い耳垢が出たりカユカユになってしまったりしないよう、毎日チェックしてケアしてあげましょう。
o シャンプーは犬用のナチュラルな安全なものを選んで、月に1~2回を目安にしてあげましょう。
犬は人間のように汗をかきません。必要以上のシャンプーは、フケなどの原因になったり皮膚を傷めてしまうことがあります。
o ブラッシングは皮膚・被毛の健康のためにお散歩後に毎回してあげましょう。
換毛期やダニやノミが気になるときは特に念入りに。

癲癇について

癲癇は脳内に突然異常な電気的興奮が起こり、脳の神経細胞がショック状態になってしまうことで起こる。癲癇が起こると脳からの命令が通常どおりいかなくなり、意識を失ったり体がけいれんを起こしてしまう状態が続く。
癲癇とは、いわゆる脳の病気である。
 原因はさまざまで、血液検査やレントゲン、CT、MRIなどの画像診断によってどうして起こるのかを追求していかなければならない。
しかし調べても異常が見つからず、原因がわからない時も多々ある。
この場合を原因不明の『原発性癲癇』といい、脳の中で腫瘍や組織の変化による障害が癲癇を起こす原因となっている場合は『症候性癲癇』といい、区別している。
 また、子犬の頃であればジステンパーなどのウィルス感染によって起こる脳炎や、先天性の奇形による脳の機能障害などで癲癇を起こす場合もある。
さらに、遺伝的なものから起こる場合も多く犬種によって違いがあるようだ。
多くの場合は原因不明であり、 原因が判明している場合でもその要因は様々。
外的要因から来るストレス・神経過敏などから引き起こされる心因的ケース。
内的要因から来る、他の病気による二次的症状(例/ジステンパー:心臓疾患:ガンetc)のケース。
先天的要因を持った遺伝的要素の強いケース、脳の障害からおこるケース。。。
 挙げただけでもこれだけの多種多様な原因をもつ病気は、極珍しいものなのかもしれない。 
それだけに、「これだ!」といった判断の特定をすることが非常に難しく、またそれゆえに、100%の治療法が確立しにくい病気でもある。
しかし専門家によると、癲癇の発作は全ての年齢の全ての状況のWANにも起こり得るものと位置付けられている。
あるデータでは、全てのWANのうち癲癇を起こす要因を持った子の割合は全体の約30%、
実際に発症する割合は全体の8%であると推測される。


1つ目の分類は、脳の問題から発作が引き起こされる場合
その問題点となる原因には、脳感染症(ウィルス・細菌類による感染)/水頭症ダウン症候群等の脳組織の異常/脳腫瘍/などが挙げられる。
2つ目の分類は、脳以外での原因から発作が引き起こされる場合
これは、他の病気から二次的に引き起こされるものを指す。
例えば、肝臓病/心臓病/薬物・毒物摂取による中毒症状/など。
3つ目の分類は、突発性癲癇と呼ばれるケースの場合
原因不明の場合/先天的要因/遺伝的要因が挙げられる。
4つ目の分類は、俗に習慣性癲癇と呼ばれるケースの場合
外的要因が大きく関係すると言われている。
代表的に挙げられるものに、毒物・薬物の摂取/ストレス(トラウマ・神経障害)/感染症/
栄養失調/代謝器官の異常/肝機能障害/脳腫瘍/脳血栓/がある。
5つ目の分類は、これは発育上の年齢に関係付けられているもの
1ヶ月に1回以上起きる癲癇発作の場合、グリコーゲン貯蔵病/一過性若齢期低血糖症/など、
の発育異常によって引き起こされるケースと、甲状腺機能障害/上皮小体機能低下症/ケアミン欠乏症/等の代謝異常によるケースがある。
6つ目の分類は、伝染性疾患が関係しているケースの場合
ジステンパーや狂犬病など、脳に進行する病気が挙げられる。
7つ目の分類は、犬種として定められている犬種的特徴によって為り易い傾向があるもの・為りにくい傾向があるものに分かれている
一般的にこの犬種的な問題は、繁殖による遺伝が元である事が多く、従ってこれらの犬種に
おいては特に、注意しなくてはならない。
Aコッカースパニエル/ビーグル/ダックスフンド/Gシェパード/キースホンド/Gレトリバー
/Lレトリバー/Aセッター/Eセッター/Sハスキー/Aマラミュート/シュナウザー(ミニチュア・ジャイアント共に)/プードル(ミニチュア・スタンダード共に)
発作の傾向についてだが、これは大きく3つに分類する事が可能。
1つ目は、突発性癲癇 一時的な身体異常により、偶発する発作を指すもの。
中には一度きりで、その後は生涯起きることのないケースもある発作。
2つ目は、習慣性癲癇 月に一回以上の癲癇発作が継続的に起きる状態を指す。
一定周期があり、これが加齢や病状の悪化から増えていくケースもある発作。
このケースの一番恐ろしい事は、【重責発作】があらわれる場合。
発作が次の発作を更に誘発し、連鎖反応的状況を引き起こす。
結果的にそれは、身体の衰弱に繋がり死に至る事もある危機的発作へと発展する。
3つ目は、若年性癲癇 これは1歳半未満のWANに多く見られる発作。
身体的・精神的成長の途中で、何らかの原因が元になり、 (↑の発作の問題点:5を参照)発作へと結びつくケース。
身体的成長・精神的成長がある一定レベルに達した時、 いずれも発作が起こらなくなる症例が見受けられる。
最後に現代医学での癲癇に対する治療法だが、残念ながらこれは発作を無くすものではなく、 「次の発作への間隔を遠のかせる」又は、「発作自体を軽くする」ことが目的のもの。
服用する事により、ある一定の効果が得られるが、それは同時に副作用も齎す。
薬品一例に、ジアゼバム/プリミドン/臭化カリウム/トランキライザー/等があり、
これらは長期服用の副作用として、肝細胞を破壊し肝機能の低下に結びつくもの。
ジアゼバムについては、進行性の症状にのみ有効で、敏捷性を低下・麻痺させる。
また臭化カリウムについては、胃痛から来る吐き気などが副作用として挙げられている。
しかしこれらを差し引いたとしても、癲癇の回数を減らしていく為には、 投薬は非常に有効な手段と言える。
反面、突発性の癲癇だった場合。 (突発性かどうかは、発作が発生した時点での判断が難しいが)将来発作が起き続けない可能性のある癲癇に対しても、一度投薬してしまう事により以後もずっと投薬を続けなくては為らない薬品も存在する。
その代表的な薬品に【フェノバルビタール】が挙げられる。
フェノバルビタールは、長期投薬をすることにより確実に発作を減らす事が可能だが、
急激に投薬を止めてしまった場合、身体の震え・チック症状・精神の不安定をもたらし
以前よりも余計に発作を引き起こしてしまうという反作用も持ち合わせている。
しかしこのフェノバルビタールは、習慣性の癲癇においては大変有効な薬品であり、
そういった面でも、癲癇に使用する薬品は判断に難しいという点があるのが現状と言わざるを得ない。

ワクチンについてのリポート

病気は病原体だけが起こすものではない。
多くの代替医療において病気は外からやってくるものではなく、その個体の状態のあらわれであると考える。西洋医学においてさえ、ヘビースモーカーが肺ガンに暴飲暴食する習慣の人が糖尿病になるのは必然だ。これらは経年の害の蓄積によってかかる、重く複雑な慢性病である。
では感染病は? 同様なのだ。幼児期・老年期でもない犬猫がパルボや何やに罹るなら、その子はそういった病原体が体内深くに侵入して増殖し、激しい影響を受けるほど体力が落ちていて免疫が正常でなかったと見るべきだ。なぜなら必ず、周囲には同じような年齢で同じ状況にいても罹らなかった元気な個体がいるはずだからである。病気の原因は病原体よりも、もともとの抵抗力が弱まる生活環境や習慣にある。
免疫や基礎体力を低下させるのは、 ワクチン、不衛生な環境(不潔な場所および水回り、不十分な換気)、吸気と飲料水の汚染、薬剤と化学物質の蓄積、粗悪な食品による栄養失調、ストレス(肉体的・精神的負荷、騒音、過密飼育etc.)である。ペットショップやパピーミルといった場所でしばしば感染病が発生するのは、その環境ゆえだ。私たちの手元にいる犬猫がめったにそういう病気にかからないのは、ワクチンの効果ではなく身辺に1コも病原体がないからでもなく、過密でない環境でふつうの清潔さと栄養価の高い食事で暮らしているからなのである。
感染病をなめてかかっているのではない。犬猫の病気や死への恐怖が強い。だから恐怖の正体を知ろうとする意思も強いのである。
結石や膀胱炎になってしまったから療法食(あんなに避けてきた合成保存料が入ってるのに)。感染病が怖いからワクチンで予防。これらは他者へ責任をゆだねる思考停止である。
ワクチンの効果を疑い、免疫のしくみを最初から知ろうと思えば、誰もがホリスティック医療の世界の入り口へ着地するはずだ。そしてここから振り返った者にだけ、ワクチンの正体が見えるのである。

● 即時型アレルギー(これが怖い)
 全身性のアナフィラキシーショック(注射後数分以内)
 急激な血圧低下・痙攣・嘔吐(ショック症状)
 一刻も早い応急処置が必要
● 遅延型アレルギー
 アナフィラキシー以外(数時間後~24時間以内)
 よくある症状は顔の腫れ(怜斗もなったムーンフェイス)
 痒み・湿疹
● 注射をした局所に現れるものとしては
 注射部位の痛み、腫れ、発熱など
● その他
ワクチン接種後にジステンバー脳炎
神経の障害
自己免疫疾患(筋肉、皮膚、目のトラブル)
アレルギー反応
腎臓疾患
甲状腺機能不全
アレルギー性の皮膚炎(全身をカイカイする・湿疹が出る)
てんかん
攻撃的な行動
知っているか?ワクチンを打ったからって100%病気を予防出来るわけではない。
逆にワクチンを打たないからと言って100%その病気にかかるわけでもない。
でもワクチンを打てば対応する病気にかかる可能性はかなり低く抑えられる。
またもしもその病気にかかってしまったとしても症状は軽く済むことが多い。
ワクチンとは?
希釈したウイルスを皮膚に注射して一時的に感染させるもの。
これによって免疫を作るというもの。
身体が弱っている時にワクチン接種をしたり免疫反応が弱い場合は副作用・体調悪化
何らかの症状が出る場合がある。
ワクチンは接種した方が安心だけどリスクもある。。。
ワクチン接種はホルモンバランスにも影響するので、発情中(♀)やその前後・妊娠中・授乳中の子は接種を避けたほうがいいと思うし、特に妊娠中のワクチン接種は早産や流産を引き起こす事もあるそうだ。
1年に1回の過剰摂取もアメリカでは問題になっていて、今は3年に1度の接種だし10歳を超えた老犬は打たなくていいそうだ。
日本でも2~3年に1回の接種を勧めてる先生もいるそうで、ワクチンは内分泌系に影響を与えワクチン接種によって期待される
抗体を作りにくい体になることがある。最近では甲状腺の疾患が多くなっている。
甲状腺は体内の代謝をコントロールする非常に大切な器官で、甲状腺の機能が低下すると攻撃的になる・癲癇症状を発症しやすいということが分かった。
この甲状腺の機能低下が、過剰なワクチン接種によって引き起こされているということが問題になっている。
過剰なワクチン接種によって、体の機能が低下し、毎年接種しているワクチンが効果を発揮していない場合もある。
ワクチン接種をしているのに伝染病などにかかってしまう愛犬も本当に多い。。。
1年に1回の過剰接種でワクチンを接種しても抗体が作れない体になってしまっているかもしれない。。。
「5種混合にはレプトスピラが入っていないから、大丈夫なんです。
ほとんどのワクチン副作用の原因は、レプトに対するアレルギーだそうですよ。」→
あるブリーダーの繁殖犬で、癲癇で死んだ後で脳の解剖をしケースがあり、発表していた。
解剖では何も原因が分からなかったそうだ。癲癇治療をせず、フィラリア予防薬を
止める方法を取っていたら延命できた可能性もあったかも・・・
クッシング症候群も、悩ましていた癲癇発作についても書かれている。
今回は内分泌系と脳神経系。
ワクチンは伝染病を防ぐもので、それで救われることももちろんあるのだけれど、裏の顔としての弊害もある。直接的なものはアナフィラキシーで、アレルギー反応で死亡する場合だけど、それだけでなく、何年か経ってから、体に現れてくるものもある・・・。

ワクチンは感染症のコントロール方法の1つとして開発されてきたが、個体差によってその反応が千差万別なのも確かである。
 反応の中にはアナフィラキシーショック、衰弱、嘔吐、粘膜表皮の蒼白、ムーンフェイス(死亡もあります)など、投与直後に現れるものもあるが、他にも副作用があるのも事実。
 現在犬では5種や7種、8種混合ワクチン、猫では3種、4種混合と猫白血病単独のワクチンがあり、病院では毎年の接種を啓発しているが、 人間も動物もワクチンを接種することのリスクは同じはず。
何らかの薬物が体内に投与されると、期待される効果の裏には必ず副反応があるのである。
 アメリカやヨーロッパでは近年、ワクチンは有益なのか有害なのかの論議があり、ワクチンへの疑惑もある。
 日本でもワクチン3年毎説の動きがある。
ホリスティックな獣医師はペットの疾患の原因として遺伝性疾患とワクチン接種を警告をしているが、 日本ではワクチン普及率もアメリカとは違うしワクチンは素晴らしいものであり命を救ってくれるという認識が一般的となっている。
 しかしワクチンはいつでも効果があるとは限らないし、絶対に安全であるという保証もない。
 ワクチンを接種したはずの感染症にかかることは珍しくもない。
その動物が弱っていたために、ワクチンのウイルスが重大な反応を引き起こす可能性も高い。
 ストレスや病気の場合、免疫系が弱っている場合、ステロイドなどの薬物投与を受けている場合は、ワクチン接種により期待されているはずの抗体を作ることができない場合もあるからである。
 子犬や子猫の頃に接種されたワクチンを毎年接種しなければならないという免疫学的な理由もない。 逆にワクチンの副反応が生じることはわかっているのである。
 ワクチンには、弱毒性生ワクチンと不活性化ワクチンがある。
 弱毒性ワクチンは生きている病原体の毒素を重篤な症状を起さない程度に弱めたものである。
体内で増殖させて軽い炎症を起して、自然にかかった病気から回復したあとと同じ免疫を与えようとするもので、通常は微量のワクチンを1回接種するだけで長期にわたる免疫が得られる。
 さらにこれを自然に感染すると同じ経路から接種した場合は、免疫持続期間が約10年と言われているが、日本で用いられているワクチンでは感染経路から接種するワクチンはない。
 不活性化ワクチンは、培養したウイルスを精製しホルマリンなどで働きを抑えて感染性を失わせたワクチンで、弱毒性に比べて免疫原性が弱いので 2~3ヶ月から2~3年と言われている。
 不活性ワクチンは弱毒性生ワクチンよりは安全だが、免疫反応の効果を強めるためにアルミニウムなどのアジュバンド(免疫系を刺激するためにデザインされた化学物質で結果的に防衛反応を増加する)や病原体を不活性するためにホルマリンなどを加える。
 そのほかにも動物の卵(犬の卵へのアレルギーの原因としてジステンバーウイルス培養時に用いる卵が考えられている)腎臓、脳などのタンパク質が混ざるため、稀であるがアナフィラキシーショックがワクチン投与後1時間以内に生じることもある。
 どんなワクチン成分でも、アナフィラキシーショックを起しますが、原因物質が同定されるまでは同じワクチンを接種するべきではないと言われている。
 ワクチンには、混合ワクチンと単味ワクチンとある。
ワクチンの使用頻度は混合ワクチンの方が多く、飼い主の手間が省けることと、安価だということが考えられる。
 しかし、あまりにも多くの抗原を一度に接種しすぎなのではという議論がある。
一度に大量の抗原が与えられるために、免疫系の能力の限界を超えてしまう事態が生じること。
あるワクチン接種が他のワクチンの免疫反応を抑制してしまうこと。が問題になっている。
 自然の状態では、一度に5種類や7種類ものウイルスに感染することなどあり得ないので、繰り返し行われる注射、特に混合ワクチンを受けることで、自然免疫力を失うことになるはず。
そして免疫系に混乱をきたす結果、副反応が問題になってくるのだと言われている。
 アナフィラキシーショックや、ワクチン後犬ジステンパー脳炎といった反応は、ワクチン接種と関連づけることができ、犬の免疫介在性溶血性貧血の症状も、症状が現れる前の1ヶ月以内のワクチン接種と関連づけられている。 そして逆に変異株の問題がでてきていると言う。
 こういう事実があるにも関わらず、ほとんどの医師は毎年のワクチン再接種をすすめている。
しかしアメリカやヨーロッパでは、さまざまな慢性疾患との関連性を疑い、接種に待ったをかけはじめているのである。
ワクチン接種によって起こるペットの慢性疾患
 100年以上も前に、医師のバーネット博士が慢性疾患を説明する用語としてワクチノーシスと用い、ワクチン接種の結果、情緒的、精神的、肉体的変化が永続的に生じて、身体内のエネルギーの流れを乱すものと述べている。
 博士の調査結果で、ワクチンが感染症から保護していたというより、実は感受性を持たせてしまう結果を作って死亡しやすいというものである。
 さらに繰り返されるワクチン接種のために、犬ジステンパーなどの急性疾患が様々な慢性疾患として出現し、その形態を変えている事実にも気づいたのである。
 ワクチノーシスは自然に起こる急性疾患に代わり、今までなかった疾病に姿を変えた慢性疾患を確立してしまったのである。
 ワクチン由来の健康上の危険性として、エイズ、アレルギー、関節炎、喘息、自閉症、失明、癌、白内障、慢性耳炎、てんかん、ワクチン接種部位の繊維肉腫、異常行動、甲状腺機能障害、若年性糖尿病、学習障害、白血病、伝染性腹膜炎、免疫系の障害、心臓、肝臓、腎臓病、膵臓病などあらゆる臓器障害をあげている。
 アメリカの多くの獣医師たちが、混合ワクチン接種と関連した犬猫の様々な慢性疾患の存在に気づいているし、いくつかの研究ではワクチンは免疫抑制を引き起こすこともわかっている。
慢性疾患を抱えているペットの治療記録をチェックすると3ヶ月以内に最初の症状が出現していることに気づくそうだ。
接種後直後で何らかの反応に関しては、ワクチンとの関係が考えられるのだが、ときには1~2週間後に重篤な症状(歯肉からの出血、アレルギー、癲癇発作、出血)を示すペットもいて、数ヶ月、1年後になると腎臓や肝臓の不全、変性関節炎やガンを引き起こすこともあるという。
 常識で考えた場合、直接身体に数種類もの変異したウイルスや最近を接種する方法が安全だと誰が言い切れるのだろうか。
 自然感染では皮膚、粘膜、涙、唾液などの一次防衛システムを通過していくが、ワクチン接種では血流とリンパ系で直接吸収されてしまうのである。
 身体は、抗生物質、防腐剤、アジュバントを含んだ様々な異物に攻撃され、ダメージを受けずに耐えられるはずなどないのである。
 病気を予防するための一番の方法は原因を取り除き、最高の適切な栄養と愛情、ホリスティックケアを行うことだ。
 ワクチンという形で、毒物や病気を投与することは病気を予防しないうえに、癌や白血病、心臓、肝臓、腎臓、脳の損傷、痙攣、アレルギー、その他の免疫低下による症状などの新しい疾患を作り出す結果になると警告している。
 ここ十年あまり開発された動物用ワクチンが次から次へと日本に上陸しているが、毎年接種し続けたら何が生じるかに対して、製薬会社は目を向けることはないであろう・・・・・。
 劇薬に指定されているワクチンが、動物になら何故安全だと言えるのか。
 毎年の追加接種は普及していますが、正当化する根拠はあまりないと言う。
獣医学会の最新の公式見解では、毎年の追加接種は必要ないし効果もない。と動物免疫学の専門家たちはこの立場をとっていて、毎年ワクチンをしないそうだ。
 ワクチンを繰り返し投与すると潜伏期にあるワクチン性の感染症が活性化される危険性が高いのは猫の場合だとも言っている。理想的なのは、
1 含まれる個々のワクチンの数が少ない単一の注射をすること
2 生ワクチンよりも不活性化ワクチンを用いること
3 幼齢動物には投与量を減らす
4 早すぎる月齢でのワクチン接種を避ける
5 毎年の追加接種をやめる
と言われているが、市販のペットフードしか与えられないような環境だった場合、子犬や子猫、感染症が蔓延している地域など感染のリスクを考えた場合には接種は必要になると思う。
 最接種のリスクを減らすためには、移行抗体のレベルを血液検査にて測定し、抗体が低下していたら再接種する方法をとるとよいと思う。
★かかりつけの獣医師と相談のうえ、犬猫にとって最善の方法を飼い主さんの判断で選ぶこと。
 最善の方法は、日ごろからの免疫力向上のために自然食を与え、年齢や環境にあったサプリメント補給することだと思う。
 健康の基本は食事ですので、再度食事の重要性を考慮して、いつまでも健康で長生きしてほしいと切望する。

甲状腺で産生・分泌される甲状腺ホルモンはいわば「元気ホルモン」です。甲状腺機能の低下により、この甲状腺ホルモンが足りなくなる病気を甲状腺機能低下症といいます。
この「元気ホルモン」の働きが弱くなると活発だったワンちゃんの活力が失われ、毛づやが悪くなったり皮膚が乾いて脱毛が目立つようになります。
5歳くらいから発症することが多いですが、ダックスフンドでは若齢でも発症します。
原因 ―
犬の場合、約95%は甲状腺自体の機能不全(原発性)が原因と考えられています。
<原発性の原因>
・ 免疫介在性または遺伝性によるリンパ球性甲状腺炎
(免疫介在性とは、自己の組織細胞自身を外から侵入してきた異物と同じように認識し、生体がそれに対する抗体を産生してしまうこと)
・ 原因不明の特発性甲状腺萎縮症
症状 ―
・ 何となく元気が無くなり、動きが鈍くなる
・ 寝ている時間が多くなる
・ 寒さに弱くなる
・ 食べ過ぎていなくても太ってしまう(基礎代謝が低下するため)
・ 皮膚の異常
皮膚が乾燥してフケが目立ち、毛が薄くなります。初期の皮膚症状は耳の先や鼻すじに出る場合が多いです。また、お腹の皮膚は色素が沈着して黒く変化します。
感染しやすくなるために二次的な細菌性皮膚炎を患っていることが多く、痒みを伴うこともあります。
・ 外耳炎を起こす
・ 軽度の慢性貧血(甲状腺機能低下症の犬のうち、3分の1位に見られる)
・ ゴールデン・レトリーバー
・ シェルティ(シェットランド・シープ・ドッグ)
・ 柴犬
・ アイリッシュ・セッター
・ アメリカン・コッカー・スパニエル
・ イングリッシュ・コッカー・スパニエル
・ オールド・イングリッシュ・シープドッグ
・ チャウチャウ

※ 参考資料 ※
栄養の吸収を妨げたり、内臓に負担を掛けてアレルギーや各種トラブルになりやすい食品
○合成添加物や調味料(保存料、香料、着色料、塩、砂糖など)を使っているフードやスナック類
○果物類やサツマイモ、カボチャなど糖分の多い食品
○牛乳、チーズなど各種乳製品、卵、魚、各種肉類など
○人間用に調理、加工されたお惣菜やお菓子類塩茹でした野菜 製造段階で入れるパンや麺類など
○要注意:ペット用の煮干、かまぼこ、チーズ等はとても腐りやすい素材で出来ているので、塩や防腐剤などで処理したもの等もあるので注意が必要。

上記の食品、特に化学物質や、塩、糖分などはペットの腎臓や肝臓に負担を掛け、免疫力(病気に対する抵抗力)を低下させる。
その上、その成分自体が発癌性を持っていたり、栄養分の吸収を妨げたり、内臓機能を低下させたり・・・。
あらゆるトラブルの原因となる。
今は健康でも、このような食物を与え続けていると、免疫機能が蝕まれペット達が本来持っている治癒力や回復力が失われていく。

ワクチン接種についてのレポート

犬のワクチン接種は1年に1回接種することをお薦めしません!
もちろん、愛犬にワクチンを接種することはお薦めします。ただ、過剰に接種することを見直していただきたいと思います。
みなさんはなぜ、1年に1回、愛犬にワクチンを接種しているのでしょうか?
       □誰かからそんなことを聞いたことがあったから。
       □本などで1年に1回接種すると書いていたから。
       □獣医さんが毎年1回接種するように言うので。
       □動物病院から1年に1回、ワクチン接種のハガキが来るので。
今の日本の現状ではほとんどの動物病院で1年に1回のワクチン接種を勧めています。
これは、今までの常識でした。
しかし、この1年に1回のワクチン接種が見直されたことは多くの人は知りません。。。
ましてや、動物病院ではワクチン接種による売り上げが減少するので、大きな声で言う人は少ないです。
もちろん、獣医さんによっては1年に1回のワクチン接種を廃止している方も増えています。
アメリカでも1年に1回のワクチンは最近では行なわれないようになりました。
では、ワクチン接種はどうすれば、いいのか?
結論から言います。
生後2ヶ月で1回、生後3ヶ月で1回、その1年後に1回、あとは3年に1回です。
高齢(10歳以上)になるとワクチン接種は控えたほうがいいでしょう。
※ただし、今までに過剰接種している場合は、抗体ができにくい体になっている場合があります。。。個体によっても抗体ができにくい体の子もいます。その場合は、1年に1回、抗体検査をすることをお薦めします。抗体が残っていれば、ワクチン接種を控えて、抗体がなくなっていれば、追加接種することをお薦めします。
ではなぜ、ワクチンは1年に1回、接種することが常識になっているのでしょう?
まず、以前は1年に1回接種することが日本の獣医師の中でもアメリカでも常識でした。
しかし、ワクチンを過剰に接種することによって、愛犬の調子が悪くなることも本当に多いのが、現実です。
「病院で注射を接種してから愛犬の調子が悪くなった。。。」というご経験をされた方も本当に多いと思います。
そもそもワクチンとは人間をさまざまな感染症から救ってくれた、なくてはならないものです。
ワクチンとは希釈したウイルスを皮膚に注射して、一時的に感染させるものです。
これによって、免疫を作るというものです。
恐いウイルスから守るために必要なものだとは思います。
しかし、人間は子供のときに数回だけ接種して終わり。どうして、犬やその他の動物などは毎年の追加接種が必要なのでしょうか?
確かに人間と犬は違います。体のメカニズムも病気の種類も違います。
犬の場合はワクチンを接種すると基本的に体の中の抗体は3年くらいは持続するようです。
ただし、ワクチンの種類(レプトスピラ症を予防するもの)は2ヶ月~1年くらいしか抗体が持続しないようです。本来ならレプトスピラのワクチンのみを1年に1回、追加接種するのがよいですが、レプトスピラの単体のワクチンは動物病院では取り扱っていないようです。
また、レプトスピラの発送率はそれほど高くないのでレプトスピラの危険よりは1年に1回混合ワクチンを接種するリスクのほうが高いので、毎年の混合ワクチンの接種は控えたほうがいいでしょう。
1年に1回のワクチンの追加接種への免疫学的な理由などは存在しないのが実情です。。。
そこには、製薬会社と動物病院の営利目的の陰もちらつきます。。。
基本的に混合ワクチンは種類が増えるほど危険性が高まります。
人間のように分けて接種するのは面倒だからという理由で、ワクチンの中身だけがどんどん増えていっているのです。。。
以前は2種や5種混合ワクチンが主流でしたが、最近では8種、9種などが一般的になってしまいました。。。(値段も高くなりました。。。)
しかし、さまざまなことを調べているうちに愛犬には苦しんでいただきたくないので、現状をそのまま、お伝えすることにいたしました。
ワクチン接種はもちろん必要です。ただ、過剰なワクチン接種は危険です。。。
ワクチン接種はホルモンバランスにも影響しますし、アレルギーを引き起すこともおおいです。
特に、発情中やその前後のメス犬・妊娠中の犬・授乳中の犬は接種を避けてください。
妊娠中のワクチン接種は早産や流産を引き起こすこともあります。
ワクチンは内分泌系に影響を与え、ワクチン接種によって期待される抗体を作りにくい体になることがあります。
1年に1回の過剰接種を続けると、このようなことがおこる場合があります。
最近では、甲状腺の疾患が多くなっています。甲状腺は体内の代謝をコントロールする非常に大切な器官です。
甲状腺の機能が低下すると、攻撃的になったり、てんかんという症状を発症しやすいということが分かりました。
この甲状腺の機能低下が過剰なワクチン接種によって引き起こされているということが、問題になっています。
過剰なワクチン接種によって、体の機能が低下し、毎年接種しているワクチンが効果を発揮していない場合もあります。
ワクチン接種をしているのに、伝染病などにかかってしまう愛犬も本当に多いです。。。
1年に1回の過剰接種で、ワクチンを接種しても抗体が作れない体になってしまっているかもしれません。。。
ワクチン接種によって起こる問題があります。
愛犬がワクチンを接種していたのにジステンバーにかかってしまった。
てんかん発作が起こる。アカラスなどの皮膚のトラブルがおこる。
こういったことは、過剰なワクチン接種によって起こった場合も多いです。
これは、過剰なワクチン接種によって体内の機能が低下し、アカラスなどの現象を引き起こしている場合もあります。ガンなどの原因がワクチン接種による場合もあります。
ペットショップなどで子犬を購入するときに「この子はワクチンを3回も接種しているので安心です」と言われるかもしれません。
裏を返せば、過剰に接種をしすぎているので、何かのトラブルが起こる可能性も高いということになり、決して、ワクチンの回数が多ければ、安心ということはないです。
できれば、母犬の初乳や母乳を飲んでいない子犬以外は、生後2ヶ月以前にワクチンを接種しないほうがいいでしょう。
ペットショップなどで伝染病が心配だからと生後1ヶ月くらいから何度もワクチンを接種する場合もありますが、本当に危険です。
確かに伝染病などは心配かもしれませんが、衛生管理や仕入れルートをきちんとすれば、伝染病が蔓延することはないでしょう。そうすれば、生後間もない子犬に何度もワクチンを接種せずにすむはずです。
動物だということでただ単に接種するだけでいいワクチンから、動物達の体のことも考えたワクチンプログラムへ変化しつつあります。
今の日本では1年に1回ワクチンを接種していないだけで、その犬が病気を持っている犬のように扱われることが多いです。。。
ちなみに、現在の日本での犬の混合ワクチンの接種率は20%くらいです。
100匹いたら、80匹はワクチン接種をしていない愛犬です。
8割の愛犬が常に病気や伝染病にかかっているとは考えられません。。。
もろろん、ワクチン接種が必要ないといっているのではなくワクチン接種は必要です。
ワクチン接種によって愛犬を死亡させるような伝染病から守れます!
ただ、過剰に接種することは控えていただきたいです。
アメリカで1997年に「ワクチンに関するシンポジウム」が開かれました。
そのときに「最低でも3年にごとにワクチンを接種すること」
ということが決められたそうです。また、「老犬や病気の犬にはワクチンは絶対に接種しないこと」も決まりました。
10歳を超えると、基本的にワクチン接種は必要ありません。。。もう、それまでに何度も接種しているのですから。。。ただし、長生きする犬種や抗体が極端に弱っている子もいますので、その場合は必要な場合もあります。
病気や年齢的なことなどの弱っている体にウイルスを入れることは危険です。。。
アメリカでも当初は獣医師はワクチンによる収入が減るので、かなりの抵抗があったようです。。。
日本では本当にごく一部の獣医さんしか実践していません。。。
利益を減らすことは勇気のいることですが、それでも3年に1回のワクチンを実行しているところは、本当に私たちの愛犬のことを考えていいる病院だということになります。


結論としては
犬のワクチン接種は
「生後2ヶ月で1回、生後3ヶ月で1回、その1年後に1回、その後は3年に1回、10歳になったら接種しない」
※ただし、これまでの過剰なワクチン接種によって抗体を作る機能が弱っていたりする場合があり、また個体によって抗体を作る機能が弱い子もいますので、早めのワクチン接種をしたほうが良い子もいます。そのあたりの判断は、動物病院で抗体検査をおこなうのが理想です。抗体検査をおこなって、抗体がなくなっているようであれば、早い時期に追加接種をすることをお薦めします。長生きする犬種などの場合は10歳を超えても追加接種をしたほうがいい場合もあります。ということになります。
動物病院の先生によってさまざまな考えの方もおられますので、よく獣医さんとご相談の上、ワクチン接種をもう一度、見直してください!ワクチン接種をせずに抗体検査をすることを勧めてくれる獣医さんも最近では増えております。そのような獣医さんとお付き合いをしたいものですね。

次に、抗体価検査をして、例えば、何か抗体が無くなっているものがあったとしてもーその1種だけを追加で打つ、ということはできない。
結局、6種なり、8種なりを打つことになる。
ワンコの負担を考えるとまだ若く(できるだけ余計なものを身体に入れない、ということをそこまで考えなくてはいけない年齢ではなく)、どちらかというと、何度も注射針を刺し、検査をした挙げ句、やっぱりワクチンも打つ、っていうことの方が、ワンコには苦痛なのではないか。


次に何種を打つべきか―
河にザブザブ入って遊ぶとか、山野を駆けめぐる、(ネズミがでるような)車庫で飼われている、ならば9種(レプトスピラは主に←から感染する)、そうでなければ6種で充分。

へそヘルニアについて

ネコにはほとんどなく、犬には多く見られます。正式には、腹壁の臍帯 ( さいたい = へその緒 ) の部分に起こるため 『 さいたいヘルニア 』 とも呼ばれます。
その部分の筋肉がうまく発達していないとなってしまうのですが、どうしてヘルニアになってしまうのか本当の理由はいまだにハッキリとしていません。
遺伝的なものであるか、あるいは出産時に臍帯 ( さいたい ) が傷ついて起こるのではないかとも言われています。
母犬が " へその緒 " を強く引っ張りすぎたり、短く切りすぎたりすることも関係あるらしいです。
小さな " へそヘルニア " の場合は、あまり大きな問題はないですが定期的な監視は必要です。たとえば、腸が腹壁の穴を通ってヘルニアの中に入り込んで締め付けられると、腸は元に戻る事ができなくなり、血液の供給も遮断され壊死します。こうなると緊急事態発生! ただちに手術が必要になります。
腹壁の中で守られていた腸が、腹壁の外へ 「 こんにちわ 」 と顔を出すと、その腸を守るために重力もお手伝いして脂肪が周りを囲みます。その脂肪が硬質化し腸を締め付けてしまう事もありますので、注意が必要です。
ヘルニア嚢(出べそ)の大きさはその内容によって、くるみ大~リンゴ大まで様々です。触るとやわらかく、出ているものが押して戻ったりする程度であれば様子見で大丈夫です。
臍ヘルニアが小さいものは、生後1ヶ月の間に自然治癒することがあります。生後6~8ヶ月までの間に自然治癒することも少なくありません。したがって小さい臍ヘルニアは6ヶ月以上経過を観察し、治癒しない場合に治療することが多く、避妊手術等の開腹手術の際に同時に整復することも可能です。
ヘルニア内に脂肪が固着して引っ込まなくなる場合もよく見られますが、この方がかえって腸の脱出の危険がなくなりますので安全です。
多くの臍ヘルニアは無処置でも問題は生じません。
注意! と言っても何を注意すれば良いの ?
■ 小さな 『 へそヘルニア 』 は仔犬の成長と共に腸が太く成長し、腹壁の穴を通過しないようになれば、勝手に治ってしまう事があります。だからといって楽観視せずに、定期的なチェックは忘れずに! ■ 柔らかくプニプニしているうちは、あまり心配ありません。ただし、人間の親指大ぐらいの大きな " でべそ " の場合は、後に脂肪が巻いてくる可能性が高いので、注意が必要です。硬くガチガチになっていないか触って確認をして下さい。 ■ おへその色の変化に注意して下さい。他の部分と同じ色の時は良いですが、赤黒くまたは青く変色してきた時は危険です。
■ 普段から便秘にならぬよう、繊維質の含まれた食事にして下さい。キャベツ、白菜、レタス、ニンジン、ブロッコリーじゃがいも、さつまいも、かぼちゃ等の緑黄色野菜を温野菜にしてフードに混ぜてあげてもいいですね。 特にメス犬は、そけい部 ( 股の付け根 ) にポコポコとしたふくらみが無いか良く見ておいて下さい。あまりに大きなふくらみがある場合は、最悪な状態を迎える前に、手術する事を考えてみて下さい。

進行性網膜萎縮について

まずはチェックシ-トでチェックしてみてください。

進行性網膜萎縮チャート.JPEG

視力が低下しているときに考えられる原因

 健康な動物では物の形の情報はまず、光の刺激として目で捉えられます。
次にその情報は視神経を通って脳に伝わり、そこで物の像として認識されることになります。
視力が低下している場合はこの経路のどこかに障害を起こす原因があると考えられます。
目の構造はカメラに似ています。
虹彩は絞り・水晶体はレンズ・網膜はフィルムにあたり、光の刺激を捉えるために機能しています。
虹彩の炎症(ブドウ膜炎)・白内障・水晶体脱臼や網膜剥離・網膜変性・緑内障・目の外傷のような疾患では、機能的な障害がおこり視力に影響を与えることになります。
また目には問題がなくても、神経の働きに問題があると視力が低下します。
視神経や脳の炎症・水頭症・腫瘍・外傷などによっても視力が低下する可能性があります。
視力は低下する原因にはさまざまなものがあり、それぞれ治療法が異なります。進行すると回復できなくなる疾患もありますので、気付いたら早めに病院で受診しましょう。

サインの見きわめのポイント

 まず犬の目が見えているのかをよく観察してください。歩いている時に物にぶつかることが多ければ、視力が低下している可能性があります。
病気の早期では、暗いところで視力の低下が見られることがあります。
次に目の状態を観察することが大切です。
明るさによって瞳孔の大きさが変わらない場合は、明らかに視覚の異常がります。充血が認められたり、痛みがあったり(前足でかくなどの目を気にする仕草をします)、左右の眼球の大きさが異なったりする場合は炎症・緑内障などが疑われます。
瞳(水晶体)が白くなっていれば白内障が疑われます。瞳孔の大きさに左右差が見られる場合は神経(視神経・脳)系の病気が考えられます。
他の疾患における症状のひとつとして視力の異常がみられることもありますので、他に症状がないかよく観察してください。
痙攣発作や麻痺が認められる場合は脳の病気が疑われます。
病院では一般的に「神経学検査」や眼球内の圧力を測る「眼圧検査」、暗い場所で細いライトを目に当て角膜・水晶体・網膜を調べる「スリットランプ検査」、光を当てて網膜を調べる「眼底検査」といった検査がおこなわれます。
さらに網膜の異常が疑われる場合には、網膜が正しく機能しているかを見る「網膜電位図(ERG)測定」、視神経や脳の異常が疑われる場合は「MRI検査」といった、麻酔をかけておこなう特殊検査が必要になる場合があります。また一部犬種の進行性網膜萎縮やコリ-眼異常(コリ-アイアノマリ-)などでは、遺伝子検査も診断方法のひとつの手段になります。


- 発症原因 -  遺伝的な素因によるものが大きく、ミニチュアダックス・アイリッシュ背ター・プードル・アメリカンコッカー・イングリッシュコッカー・パピヨン・ラブラドールレトリーバーなどよく見られる犬種も多くあります。 一部の犬種では原因となる遺伝子の異常が報告されています。 若齢で発症したり、中高齢で発症したりで発症時期は犬種によってさまざまです。

- 症状・診断 -  症状は徐々に進行します。 まわりの生活環境に慣れているため、ほとんど失明にした常態になるまで飼い主さんが気付かないことも多いようです。 早期には暗いところでの視力低下が見られ、多くの場合は暗い部屋でぶつかるなどのといったことで気付くことになります。 また環境の変化があった場合(外での散歩や引越しなど)に、障害物にぶつかることで気付くこともあります。 診断において視力低下が徐々に進行する場合には進行性網膜萎縮を疑います。 よく見られる犬種(前項参照)であること・近縁で発症しているなどの情報も重要です。 疑わしい場合は眼底検査をおこない、網膜の異常が明らかな場合は進行性網膜萎縮と診断されます。 

 -治療法・予後 - 残念なことに現在は進行性網膜萎縮の進行を止めたり、視力を回復させる治療法はありません。徐々に進行して最終的には失明にいたります。 ただし決して痛みを伴ったり、命を失ったりする病気ではありません。 まわりの環境を整える(落下を防ぐ・衝撃を吸収するものを机の脚に設置するなど)ことが大切です。 環境に慣れればそれほど不自由な生活にはならないとされる病気です。 進行性網膜萎縮は遺伝的な素因が強い病気です。 もし発症した場合は絶対にその犬を繁殖に用いないでください!

去勢・避妊手術に対するメリット・デメリット



去勢・避妊手術にはそれぞれメリットデメリットが存在します。

そこで犬辞典では簡単に分かりやすくメリット・デメリットの紹介をします。

しかし、去勢・避妊手術をするしないは、犬を飼っている環境や飼い主さん

の気持ちなどもあるのですべてを考慮した上で決める事を必ず行ってくださ

い。





去勢・避妊手術のメリット・デメリット


去勢・避妊手術を行う理由はまず第一に「恵まれない子供を減らす」これが

理由で行われるようになりました。


しかし近年ではそれ以外にもある特定の病気を防ぐ効果や、性格を落ち着

かせるという理由から去勢・避妊手術を行う事が増えてきました。


これだけを聞くと、去勢・避妊手術を行ったほうがいいと思われる方も多いと

思います。しかし、「手術」という言葉でもわかるように、健康な体にメスを入れる事になります。これだけでもデメリットになりますよね。


それ以外にもデメリットは存在します。手術を行うときには、愛犬に全身麻酔をかけなければなりません、この麻酔をかける行為からくるデメリットは副作用の存在です。しかしこの副作用は現在の医療の進歩から考えても少なくなっている事は間違いありません。




去勢・避妊手術のメリット



1、恵まれない子供がいなくなる


2、病気の予防になる(手術を行った時期によっても予防効果は変わってきます)

  去勢→精巣腫瘍や前立腺肥大、肛門周囲腺腫など、精巣ホルモンの働きが関係する病気の発症率の低下

  避妊→子宮蓄膿症や卵巣腫瘍、乳腺腫瘍など、性ホルモンの働きによって起こる病気の発症率の低下


3、性格が落ち着き攻撃性などが下がる可能性がある。




去勢・避妊手術のデメリット




1、子供を授かれない。

  この子供を授かれないというのは、一般の方にとってはデメリットではな

  いのかもしれません、専門の知識がないのに交配を行い、子供を産ませ

  るという行為は、近親相姦や、先天性の病気をもった子犬を産ませてしまい、不幸な子犬を生む結果になってしまうので、これを考えるとメリットになります。


2、麻酔による副作用の影響


3、性格の変化(雌犬で早い時期の手術は攻撃性を高める事があると考えられている)


4、手術後に肥満になりやすい。

  これは去勢・避妊手術を行う事により、性ホルモンの分泌がされなくなり

  活動量が減り、基礎代謝量が低下します。この為、手術前と同じ食事を

  与えることで肥満になってしまうケースがよく見受けられます。



以上が私の考えるメリット・デメリットです。






去勢・避妊手術の費用と補助



去勢・避妊手術の費用は犬の大きさや病院により様々ですが、去勢手術

では約15000~25000円、避妊手術では去勢手術より手術の方法が

変わり、金額も高くなります、約20000~35000円ぐらいでしょう。

手術を行う前に動物病院へ連絡をし金額と手術の方法を確認しましょう。


また自治体によっては、去勢・避妊手術を行うときに補助金が出る事があ

ります。


補助金を受け取る為の手続きは、手術前に進攻が必要なところもあれば

手術後でも大丈夫と自治体により全く違いがあります。


また補助金の金額も違いがあるので、必ず去勢・避妊手術を行う前にホー

ムページなどを利用して確認をして下さい。


補助金は約2000~10000円ほどと自治体によって差があるようです。






去勢・避妊手術の方法と時期



去勢手術


最適だとされている時期は生後半年から1年の間だとされています。

今やらなくてはいけないというものではないのですが、犬の体型や成長

具合から判断して、獣医師と相談のうえ決めてください。


また手術方法は、睾丸を取り除く手術になります。タマタマの間を

約1,5~2㎝ほど切開し取り出す手術です。

この手術には全身麻酔が使用されます。



避妊手術


避妊手術の場合、行う時期によりその後の病気の予防に違いが見られ

ます。

初めて発情期を迎える前(生後半年くらい)に避妊手術を行った場合は

乳腺腫瘍の発病率は約0.05%と言われており、初めての発情期を迎

えた後の手術では約10%前後だと言われています。

これをふまえた上で、犬の体型や成長具合を獣医師と相談のうえ決めて

ください。


また、手術の方法は卵巣だけを摘出する方法と、卵巣と子宮の両方を摘出

する方法の2通りあり動物病院によって違いますが、多くの病院では卵巣

と子宮の両方を摘出する方法が用いられているようです。

ワクチン接種によって防げる病気の詳細一覧

ジステンパー.JPEG

イヌ伝染性肝炎.JPEG

ケンネルコフ.JPEG

パルボウィルス性腸炎.JPEG

コロナウィルス性腸炎.JPEG

レプトスピラ症.JPEG